第14回レギュラトリーサイエンス学会学術総会にてDDCP芹生代表理事が登壇

9月13-14日に開催された第14回レギュラトリーサイエンス学会学術総会で、「アカデミアがん創薬をめぐる諸課題と支援の在り方」をテーマにシンポジウムが開催されました。

DDCP代表理事・芹生が登壇し、講演を行いました。

テーマは「アカデミアがん創薬におけるベンチャー・スタートアップ支援の実情と展望-産と学を経験して-」

製薬企業と医師・研究者の立場、芹生代表理事自身の両方の経験を踏まえ、アカデミアがん創薬における課題と、革新的な治療薬開発により未充足の医療ニーズの解決に取り組む研究者への支援の在り方について講演しました。

具体例として、日本がん分子標的治療学会で企画に関与した産学連携シンポジウムの事例、DDCP活動の事例等、資金調達や人材育成についての取り組みを紹介しました。

レギュラトリーサイエンス学会は、「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学(第4次科学技術基本計画)」と位置付けられるレギュラトリーサイエンス研究について、産学官の専門家が対等の立場での進歩及び普及を目的として、取り組んでいます。

例えば、医薬品、医療機器の開発研究・実用化の分野では、本学会の活動は、薬機法改正などの法整備、規制当局によるガイドラインの整備、或いは医薬品医療機器総合機構(PMDA)や日本医療研究開発機構(AMED) における薬事戦略相談などの充実や開発研究の促進などの形で大きな具体的成果を挙げ、新しい医薬品モダリティーの導入にも大きな貢献を果たしています。

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