在米リケジョ理事のつぶやきblog④

こんにちは。ＤＤＣＰ設立理事の中鉢知子です。

死ぬほど頑張って働いたら、上司、同僚に認めてもらえるという幻想

私に相談をしてくださる方のお話を聞いていると、すでに製薬業界におられる方の悩みというものの一番は、

というもののように感じます。

次に

というところでしょうか。

製薬企業にキャリア採用で入っているプロフェッショナルの方々のほとんどは残業しても残業代がつくわけではありません。

Exemptといわれますよね。

今は在宅業務の方も増えているかもしれませんが、この仕事はコンピューターさえあればどこでもできるので、下手をすると本当に一日16時間18時間仕事をしているなんてことにもなりかねません。

私もかつてはそんなことがありました。

私がその時上司に言われたのは、もっとdelegate（権限移譲）しなきゃだめだよ、という事でした。

でも私の下に部下がいるわけでなし、ひたすら働きました。

でも、それってその時にもっと上司と話し合うべきだったと今は分かります。

これほどの仕事をこなすためには、だれか自分のチームにつけてくれとか、外注できるものはないかとか、自分が体を壊す前に交渉しなければいけなかったんです。

その時は、文句を言っている暇があったら自分でやったほうが早いなんて思っていたものですが・・・。

そうした失敗経験を持つ私がお伝えしたいことは、

• ひたすら働いて仕事をこなしているだけでは、ある程度以上に認めてもらう事はできない

という事です。

自分が頑張れば必ずできると信じてやるだけではだめで、周りを巻き込んでやり遂げるようにする方が上級です。

自分を認めてもらうために必要なことは、その交渉を上手にすることです。

日々どうしようもなく忙しい中でも自分のキャリアディベロップメントを大切にしましょう。

DDCPでは、会員のみなさまに年2回無料でメンタリングを実施して、キャリア構築のアドバイスをしています。

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