DDCPメンタリングシステム 受講者インタビュー!①

海外での研究生活から国内製薬企業勤務 Aさんインタビュー

Aさん(40代男性)

海外での研究生活ののち日本に帰国して臨床に従事。
製薬企業に入社間もなくキャリアについて考える機会がありました。

インタビュアー

Aさんは、製薬企業にお勤めになって、どの段階でDDCPのメンタリングを受けましたか?

Aさん

製薬企業入社の直後から、DDCPによるメンタリングサポートを受けました。

私は長く勤務医でしたので、製薬企業で社員の一員として働きはじめると、企業・組織としてのあり方のギャップに非常に戸惑いを感じるようになりました。

また、医薬品開発全体の流れがつかめず、様々な疑問に直面し、自信を失っていました。

企業が提供するOJT(On-the-Job Training)やメンタリング制度を受けたものの課題は解決せず、不安を抱えていたところに、DDCPのメンタリングサービスを目にしたのです。

インタビュアー

DDCPのメンタリングサービスを受けて、どのように感じましたか?

Aさん

DDCPのメンタリングサポートは、企業経験豊富な医師がメンターとなるため、メンターの医師ご自身の経験に基づく非常に実践的な助言が得られます。

さらに、メンターとの対話を通して、私自身のキャリアプラン・ライフプランについて自己洞察の機会も得ることができ、大きな学びとなりました。

インタビュアー

ご自身と同じ悩みや課題を経験した医師によるメンタリングを受けることで、製薬企業におけるキャリアプランが具体的になったということでしょうか。

Aさん

その通りです。

一般的に、以前の私を含め多くの医師が所属する、医療機関が前提のキャリアにおいては、周囲の医師を見ていれば将来の自分の姿(キャリア)を容易に想像できます。

対して、製薬企業に勤務する医師はまだまだ少数派という現実があります。

インタビュアー

製薬企業勤務の医師は、600名程度というデータがあります。

Aさん

加えて、同じ製薬企業内においても、配属部門により求められる働き方、GoalやRole responsibilityが多様化しています。

同じ製薬企業においても、類似した業務経験を有する先輩医師と出会い、自分の将来の姿やキャリアを想像することは非常に困難です。

そのため参考にすべきモデルが見つけられず、漠然とした不安を抱え、ときには過剰にキャリアを他者と比べてしまうリスクを製薬企業に勤務する医師は有しています。

インタビュアー

ますます生き方が自由に、多様化した現在において、自由がゆえに迷ってしまうリスクがあるということですね。

Aさん

まさに「キャリア迷子」ですね。

自分のやりたいこと、能力に見合うこと、条件が納得できること・・と、理想のキャリア探しに迷い込んでしまうのです。

このような不幸な状況を回避するためには、
「キャリアは与えてもらうものではなく、自ら築くもの」という意識改革が、製薬企業で働く医師において必要になります。

「キャリアにおける自律性」を高めるためには、自己洞察が必須です。

つまり、
「自分の興味・関心のある分野」
「大事にしたい価値観」
「仕事に活かせる強み」
を明確にして、これらの視点に沿って自分のキャリアを形成することが重要となります。

インタビュアー

DDCPのメンタリングが、Aさんのキャリアに対する考え方に、大きな影響を与えたということですね。

Aさん

その通りです。

同じ製薬企業勤務の経験を有する先輩医師とのメンタリングによって、自己理解の促進と主体的キャリア形成の重要性を学ぶ機会を与えられました。

DDCPのメンタリングサービスで得られた学びや気づきは、私の製薬企業におけるキャリア形成において、非常に価値あるものとなったことは間違いありません。 製薬企業で働くことに興味と不安どちらも持っている医師、製薬企業で勤務しつつもキャリア形成に迷っている医師に、ぜひDDCPのメンタリングサービスを受けることをおすすめします。