DDCPメンタリングシステム 受講者インタビュー!③
臨床現場から製薬企業に転職 Cさんインタビュー
Cさんは、製薬企業内で勤務する中で、どのような課題を抱えていらっしいましたか?
私は、8年前に臨床医師の現場から、製薬企業のメディカルアフェアーズ(MA)へ転身しました。海外にいる上司や他国のMAはすでに企業MDの経験がある人ばかり。国内には同じ職の同僚がいないという状況で、MAとは何ぞやという基礎的なトレーニングを受ける機会がありませんでした。疑問や課題があっても相談する相手がおらず、自分がMAとして製薬企業で適切な役割が果たせているのか不安を感じながら、ひたすら目の前の仕事をこなしていくという毎日だったのです。
DDCPのメンタリングサービスを受けようと思われたキッカケは何だったのでしょう。
一昨年、会社の合併に伴い社内の環境が大きく変化しました。
今までのように、ただ目の前のことだけをこなすというだけではなく、将来のキャリアを見据えて成長しなくてはいずれ行き詰ってしまうと焦りを感じたのです。DDCPのメンタリングサービスの「製薬企業内MDとしての成長をサポートする」というコンセプトが、まさに私が求めていたものだったのです。
DDCPのメンタリングサービスはどのように進められましたか。
私が製薬企業で働く上で抱えている課題、悩み事をリスト化するところから始まりました。
DDCPの理事である玉田さんが、リストの優先順位を決め、カリキュラムを組んでくださいましたので、その時の私のレベルに合ったメンタリングを受けることができました。
メンタリングのカリキュラムの内容はどのようなものでしたか?
メンタリングは毎回、直近の問題に対するアドバイスと、成長に必要な基本知識とスキルについて、総論と各論から構成されています。
直近の課題に直結する各論では、職場では往々にして「暗黙知」としてスルーされている事柄を改めて整理して頂くことで、訊くにきけなかった素朴な疑問が解決されて、自分の向き合うべき仕事の全体像を把握することができました。
総論は「リーダーとして成長する」ために必要な知識や心構えなど、玉田さんの経験に基づくリアルなお話がとても興味深く、今後自分がキャリアを形成するための大事なリソースになっています。
なるほど。目の前の小さな課題から、将来のキャリアアップを見据えた大きな課題まで、メンタリングで向き合うことができたのですね。
その通りです。
現状と、あるべき姿を明確にして、どの分野で特に成長が必要かを見える化して頂けたのは、メンタリングが終わった今も役に立っています。
DDCPのメンタリングを受けて、C さんにどのような変化がありましたか?
製薬企業で働く医師として成長すること、そのために行動することを始められました。
メンタリングを受けたからといって、自分自身が行動しなければ現実は何も変わりません。
玉田さんはそのあたりのメンタル面もよく理解されていて、さりげなく背中を押してくださるので、立ち止まってしまいそうな時に心の支えになりました。とても感謝しています。
毎回のメンタリング後には資料とビデオを共有して頂き、気になる点は何度も見返すことができましたし、疑問が浮かんだ時にはSlackで質問するとお返事を頂けるなど、きめ細やかにサポートしてくださいました。
メンタリングを受けた側の責任として、「成長する」ことが必須だと思っていますので、いつか「こんな成果がありました!」とご報告できるよう、一歩ずつ、あるべき姿に向かって進んでいきたいと思います。